庭研例会情報
コロナによる会場封鎖の現状報告
本年はコロナウイルスが原因で、研究会会場の「ちよだパークサイドプラザ」が3 月から封鎖状態になっており、現時点( 2 0 年8 月) でも予約がとれない状態です。したがって3 月~ 9 月の研究会は、やむなく中止となりました。
1 0 月と1 1 月もおそらく無理であろうと推察されます。本会としては、会場封鎖が解けた時点で再開する予定ですが、その場合は本年3 月のテーマからスライドさせて実施することになると思います。
2020年2月18日(火)
- 日程
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2020年2月18日(火)
- 会場
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ちよだパークサイドプラザ7階 千代田区神田和泉町1番地(TEL03-3864-8931)
- 交通
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JR「秋葉原駅」昭和通口下車 徒歩5分 〈三井記念病院裏(南)〉
- 時間
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18:00~21:00
- 費用
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会員1500円(会員外1800円)
- 内容
❂ ミニテーマ『作庭記』を読む/ 2 0 吉河功会長
この企画も残り少なくなってまいりましたので、この際集中的に『作庭記』を読む、を行い終了に向かうことに致しました。今回は六七五行の「凡樹ハ人中天上の荘厳也… 」より解読致します。
❂ 本テーマ御所にある手水鉢の話吉河功会長
カラー画像で仙洞御所/ 修学院離宮/ 桂離宮にある手水鉢を解説。
2020年1月21日(火)
- 日程
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2020年1月21日(火)
- 会場
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ちよだパークサイドプラザ7階 千代田区神田和泉町1番地(TEL03-3864-8931)
- 交通
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J R 「秋葉原駅」昭和通口下車徒歩5 分〈三井記念病院裏( 南)〉
- 時間
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18:00~21:00
- 費用
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会員1500円(会員外1800円)
- 内容
❂ ミニテーマ『作庭記』を読む/ 1 9 吉河功会長
『庭研』4 1 4 号において、谷村家本『作庭記』の読み下し文掲載が完結しました。この後は会誌に、『作庭記』第一行からの解読を記載する予定です。
この研究会“『作庭記』を読む” も残り少なくなりましたが、今回は6 1 6 行の「一石をたつるにふする石に立てる石のなきはくるしみなし・・・」から解読を行います。
❂ 本テーマ中国の太湖石と蓬萊山崇拝吉河功会長
以前の研究会では、新年に「蓬萊神仙思想について」テーマとすることが恒例でした。日本庭園はその蓬萊庭園を主体として発展してきたことも明確な事実です。しかし新中国になってからの園林研究では、あまり庭石に蓬萊思想が反映されていることについては、重視されていないように思われます。そして太湖石の愛好では、自然の作り出した不思議な造形に興味が移ってきた傾向が強いと言えましょう。現在でも蘇州園林内には、そのような実例が数多く見られます。それを今の中国人も大いに好んでおり、その奇石愛好には根強いものがあると言えましょう。今回はその実例について会長の話を拝聴します。最新の撮影写真も多く映写致しまので会員の皆様のご出席を期待致します。
2019年11月12日(火)
- 日程
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2 0 1 9 年1 1 月1 2 日( 火)
- 会場
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ちよだパークサイドプラザ7階 千代田区神田和泉町1番地(TEL03-3864-8931)
- 交通
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JR「秋葉原駅」昭和通口下車 徒歩5分 〈三井記念病院裏(南)〉
- 時間
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18:00~21:00
- 費用
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会員1500円(会員外1800円)
- 内容
❂ 本テーマ座談会「日本庭園界の問題点と将来」
近年の日本庭園界は、どこか歯車が狂って来ている、と言って決して過言ではないように思われます。私たちが五十六年前に本会を結成した時点では、このような未来が来るとは誰も想像していなかったのではないでしょうか。本会は日本庭園本来の美的精神を復興しなければならぬと考えます。この座談会では、その狂いの原因を見つめ直し、真の日本庭園復興について皆様の意見を開示して頂きたいと思います。世に庭園関係の団体は多々あるようですが、このような根本問題を深く考える組織はひとつも無いように思われてなりません。今回は皆様に忌憚のないご意見を出していただくことを期待致します。
2019年10月15日(火)
- 日程
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2 0 1 9 年1 0 月1 5 日( 火)
- 会場
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ちよだパークサイドプラザ7階 千代田区神田和泉町1番地(TEL03-3864-8931)
- 交通
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J R 「秋葉原駅」昭和通口下車徒歩5 分〈三井記念病院裏( 南)〉
- 時間
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18:00~21:00
- 費用
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会員1500円(会員外1800円)
- 内容
❂ミニテーマ『作庭記』を読む/ 18
今回は5 7 5 行の「一嶋をヽく事ハ・・・」から解読を行います。すでに配布している資料は、5 7 6 行~ 6 3 8 行ですが、多少の予備がありますのでお持ちでない方は当日申し出て下さい。
❂本テーマ 名園に観る石組の美。吉河功会長
日本庭園造形の根本的な美は「石組」にある事は言うまでもありません。私達は古庭園にある、そのような石組に魅せられ研究を続けてきました。今回は、どうして人は石組造形に感動するのか、という問題から入り、その美しさについて解説をお願いします。それと同時に、会長が学び参考にしてきた古庭園石組の数々を、美しい画像で紹介解説していただきます。11 月の課題である座談会とも関連する重要テーマだと思います。
2016年9月20日(火)
- 日程
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2016年9月20日(火)
- 会場
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ちよだパークサイドプラザ7階 千代田区神田和泉町1番地(TEL03-3864-8931)
- 交通
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JR「秋葉原駅」昭和通口下車 徒歩5分 〈三井記念病院裏(南)〉
- 時間
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18:00~21:00
- 費用
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会員1500円(会員外1800円)
- 内容
❂ミニテーマ 竹垣の話(その2)総論/日本の古絵図に見る竹垣
前回は中国の絵画から解説がありましたので、今回は日本の竹垣を古絵図等から見て行きます。
❂ 本テーマ 石組の美について④ 吉河 功 会長
「石組の考え方と組み方」の続き。石の選び方等。
「古庭園に見る石組造形」解説。旧秀隣寺庭園の石組分析。
石組の実際について解説すると同時に、古庭園の名作を見て行きます。
2016年7月19日(火)
- 日程
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2016年7月19日(火)
- 会場
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ちよだパークサイドプラザ7階 千代田区神田和泉町1番地(TEL03-3864-8931)
- 交通
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JR「秋葉原駅」昭和通口下車 徒歩5分 〈三井記念病院裏(南)〉
- 時間
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18:00~21:00
- 費用
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会員1500円(会員外1800円)
- 内容
■ミニテーマ 竹垣の話(その1) 総論/日本と中国の竹垣 吉河 功 会長
会員の希望により、今回から登場する新テーマです。当然ながら何回にも分けての講座になります。今回は総論として、日本と中国の竹垣の相違について基礎的な話があります。竹の文化という視点からの話がありますので、大いに参考になるものと期待されます。
❂ 本テーマ 石組の美について③ 吉河 功 会長
「石組の考え方と組み方」 近年次第に退化しつつある石組の実際について、会長の作庭家としての石組論を伺うよい機会です。最新作の源心寺枯山水の石組についても紹介して頂けるものと期待しております。