庭研例会情報
2020年1月21日(火)
- 日程
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2020年1月21日(火)
- 会場
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ちよだパークサイドプラザ7階 千代田区神田和泉町1番地(TEL03-3864-8931)
- 交通
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J R 「秋葉原駅」昭和通口下車徒歩5 分〈三井記念病院裏( 南)〉
- 時間
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18:00~21:00
- 費用
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会員1500円(会員外1800円)
- 内容
❂ ミニテーマ『作庭記』を読む/ 1 9 吉河功会長
『庭研』4 1 4 号において、谷村家本『作庭記』の読み下し文掲載が完結しました。この後は会誌に、『作庭記』第一行からの解読を記載する予定です。
この研究会“『作庭記』を読む” も残り少なくなりましたが、今回は6 1 6 行の「一石をたつるにふする石に立てる石のなきはくるしみなし・・・」から解読を行います。
❂ 本テーマ中国の太湖石と蓬萊山崇拝吉河功会長
以前の研究会では、新年に「蓬萊神仙思想について」テーマとすることが恒例でした。日本庭園はその蓬萊庭園を主体として発展してきたことも明確な事実です。しかし新中国になってからの園林研究では、あまり庭石に蓬萊思想が反映されていることについては、重視されていないように思われます。そして太湖石の愛好では、自然の作り出した不思議な造形に興味が移ってきた傾向が強いと言えましょう。現在でも蘇州園林内には、そのような実例が数多く見られます。それを今の中国人も大いに好んでおり、その奇石愛好には根強いものがあると言えましょう。今回はその実例について会長の話を拝聴します。最新の撮影写真も多く映写致しまので会員の皆様のご出席を期待致します。
掲載日:2020.03.27